九州保健福祉大学の工場研修

延岡医薬工場におきまして、九州保健福祉大学薬学部学生の工場研修を実施しました。 この研修は、「薬学部学生に医薬品製造業界の現場を紹介し、学生時代から社会を広く知ってもらうとともに、 学生自身が自分の進路を検討するための一助とする。『くすりの安全面や地域の環境面を守るために、 製造現場ではどのような工夫がなされているのか?』について紹介し、学生が自らも考えてもらう場を提供する」ことを目的として、実施しています。今回で4回目になります。 参加してもらったのは、延岡市内にある九州保健福祉大学薬学部の1年生の方9名と先生2名でした。 1時間ほど、医薬品の概要、研究、治験、販売についてや薬事法についてなどのガイダンスを実施し、 製造現場、試験検査の実際を見学してもらい、グループ討議のその内容発表というながれで、半日間の短い時間ではありましたが、 「危険と隣合わせの大変な仕事であると思ったが、皆様方のお陰で私たちは日々安全な薬を使用できるのだと感じた。」との感想もあり、 有意義な時間をすごしてもらいました。

学生の感想

  • 医薬品製造はイメージがわきにくく、 どのような過程で造られているのか分からなかったけれど、 参加して、1つの薬ができるまでの大変さが分かった。
  • 働く人が安全に働ける環境づくりにとても力を入れているということが一番印象に残った。 想像していなかった点が多くあったので、私の中での薬品工場という概念も変わったように思う。
  • 実際に触れることによってこれからの勉強や将来像へのモチベーションが上がって、 よりいっそう頑張れると思った。
  • 場内見学も丁寧に説明して下さって分かり易かった。 発表では緊張したが、それがあることによって理解が深まった。
  • 危険な化合物質も使っているので事故が起こりそうな危険なイメージを持っていたが、 しっかりとした安全策があり、非常に安全だと認識が変わった。
  • 私は延岡で育ったが、旭化成が何を作っている工場なのか知らなかった。 薬品工場もあると大学で聞き、参加しようと思った。 参加して、旭化成が延岡の環境にも配慮していることがわかり、 これからの大学生活で延岡の環境にも目を向けていきたいと思う。

講師のエール

深澤さん
薬剤師の免許が活せる仕事は薬局の薬剤師以外にもあるということ、 と同時に、仕事をする上では資格や免許ではなく、その人自身の人間性が 重要になるということを知って欲しいと思います。 これから、自分の興味の対象を広げて何事にもチャレンジしてください。
岩切さん
学生生活5〜6年間は長いようであっという間に過ぎてしまいます。 色んなことにチャレンジし幅の広い人間になって欲しいと思います。

将来、仕事をする上で理想と現実の狭間で悩むことがあるかもしれませんが、 薬剤師は患者の命を守る最後の砦、だという使命感を持って取り組んでください。
なぜこのような実習をするのか